必ず、あなたの会社にもいつか来ます!
労基署からの呼び出し!
理由は?
- ① 定期臨検
- 期間は不明ですが、定期的に会社の労務管理の実態調査の名目で行われます。
- ② 労働者の申告
- 文字通り、社員又は退職した社員からの申告に基づいた調査です。
まずは、この二つの理由の何れかを確認して下さい。
対応は?
- ① 定期臨検
- 定期と言っても、それなりの調査する理由がある事が多いので、ある程度、調査の方向性を知る事は可能です。
例えば、法改正前後であれば、その対象法律を主に(最低賃金、パート労働法、定年等)行います。
また、厚労省が世間の事情等を考慮して、各労働局に通達を出して行わせる場合(労災事故多発、過重労働問題等)もあります。
- ② 労働者の申告
- 申告と言っても、申告者を明らかにしている場合と、そうでない場合があります。
明らかにしている場合は、その申告内容に沿って、対応していきますが、匿名の場合は、事前に出来るだけ社内でヒヤリングを行い、可能な限り、事前対応を図るべきです。
いずれにしても、出来るだけこれらの事を含めた「事前準備」「事前対応」が出来るかで、当日の調査の進行は大きく違ってきます。
この事前準備を勘違いして、書類を改ざんしたりする経営者様がおられる様ですが、これは絶対やってはいけません!
労基署の監督官もこの道のプロですから、不正行為は見抜きます。結果的に「是正勧告」を受けなかったとしても、調査の流れに「グレー」の心象を残せば御社にとって、非常に悪い印象を与えたままになります。
「出来ている事」と、「出来ていない事」をはっきり申告して、「出来ていない事」をあくまでも「今後どうするか?」を誠意を持って、しっかり説明する事が、一番重要です。
その姿勢を、担当調査官も見ています。
もしここまでの対応が御社だけでは、不安であれば、
「労働問題に強い社労士」にお任せ下さい!
その「出来ていない事」を一緒に解決していきましょう!
御社が受けた「是正勧告」の対応は、労基署のために行うのではなく、会社の為、労働者の為に行う事を忘れずに!!